精研材料系輪講

T.輪講予定表
2020年度の全体輪講は中止にします.代わりに各研究室の部屋輪講を実施する予定です.


U.輪講データベース
2002年度
2003年度
2004年度
2005年度
2006年度
2007年度
2008年度
2009年度
2010年度
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
2016年度
2017年度
2018年度
2019年度
2020年度
2021年度

V.輪講のルールについて (2018/4/1)
輪講は修士,博士課程学生の必修講義です.下記を遵守して下さい.
(1) 開催日時
(2) 場所
(3) 発表時間
(4) 論文
(5) 配布
(6) 発表の注意事項
(7) 参加者の注意事項
(8) サブプリント(配布用)
(9)サブプリントのフォーム
(10)注意事項


(1) 開催日時
・半期に2回 (うち1度が全体輪講)

(2) 場所
・R2棟6F大会議室

(3) 発表時間
・1人につき発表20分,質疑20分,合計40分
 (新M1の人は発表10分,質疑10分,合計20分)

(4) 論文
 特別な理由が無い限り,下記の条件を全て満たす論文を選択して下さい.
・英文論文であり,著者がnative speakerのものとして下さい.(欧米はOKとします)
・Full paperのみとし,short note,technical paperやproceedingsは不可とします.
 letterは状況によりますので,指導教員に相談してみて下さい.
・各自の研究内容に関係する論文を選んで下さい.
・参加者に紹介するに値する論文とし,全員が読むに値する良い論文を選択して下さい.
・できるだけ新しい論文を選んで下さい.目安はおよそ10年以内です.
・過去に輪講で紹介された論文を選択しないで下さい.
・新入生の第1回目の発表は,各自の卒業論文の紹介とします.ただし進学者は該当しません.
・特別な理由により上記に該当しないものを選ぶ場合には,事前に指導教員の許可を取り,
 また,その理由をサブプリントに記載してください.

・発表論文は決定し次第,論文名/著者/出典を明記し,pdfファイルを添付して,輪講参加者全員に送付してください.


(5) 論文の配布
・発表者は発表日から2週間前まで(2週間前の輪講の開始まで)に全員に論文を配布してください.
 それを過ぎると受け取りません.時間的余裕を持って配布して下さい.
・指導教員の指示により,論文の全訳も配布してください.(ただし,許可が出れば不要です.)
・当日,和文のサブプリントを配布して下さい.サブプリントについては後に記載します.

(6) 発表の注意事項
・発表時間を厳守してください.
・基本的な事項から分かりやすく,簡明かつ十分に説明してください.
・論文の紹介であるから,論文の内容のエッセンスは必ず紹介して下さい.
・発表は液晶プロジェクターを用い,acrobat,open.org,powerpoint等により発表して下さい.
・必要に応じ,説明用のサブプリントも準備してください.
 特に基本的な事項については,発表時間の関係から,参加者に十分に理解させるために,
 できるだけ説明資料を用意して下さい.
・スライドは,後方からでも十分に見えるように注意して作成して下さい.
・論文の参考文献などは必要に応じ,必ず読んでおいて下さい.

(7) 参加者の注意事項
・事前に配布された論文と概要に目を通し,内容を大まかに把握し,質問を考えておいて下さい.
・毎回出席を取ります.学会等で欠席となる場合,事前に連絡して下さい.
・毎回,全員が最低1回は必ず質問をしてください.
・発表終了後,一週間以内に,サブプリントを下記の要領で送ってください.webに論文情報をupします.

(8) 輪講用サブプリント(配布用)
・下記を明記して下さい.
 ○学籍番号,○氏名,○発表年月日,○所属研究室
 ○論文名(論文通り),○著者,○出典(vol. no.(year), pp.(page-page).)
 順番は上記で,完全な形で書き,勝手な省略はしないで下さい.
・概要(和文)を書いてください.
・結言(和文)を書いて下さい.
・論文のどこが参加者全員に価値があるのかなど,この論文を選んだ理由や発表すべきポイントを明記して下さい.
 自分の研究に役立つだけの論文は選択しないで下さい.
・その他,必要に応じ,自由に書いて結構です.
・新入生の初回(紹介用)のサブプリントは必須ではありませんが,説明のために必要ならば自由に作成して下さい.
・留学生は,全て英語で結構です.

(9) -サブプリントのフォーム- (例)
・学籍番号・氏名:00M(D)12345・東工 太郎
・発表年月日:2004/05/15
・研究室:細田 研究室
・論文名:FORMATION AND REVERSION OF STRESS INDUCED MARTENSITE IN Ti-10V-2Fe-3Al
・著 者:T.W.DUERIG, J. ALBRECHT, D. RICHTER and P. FISCHER
・出 典:Acta metall. Vol.30, (1982) pp.2161-2172. 
 論文記載どおりに完全な形で書くこと.順番はこの通りとする.

・英文アブストラクト:論文通りに英文のアブストラクトも書いて下さい.
※英文アブストラクトは,輪講時のサブプリントには必要ありません.
・和文の緒言・概要(留学生の場合は不要です)
・和文の結言   (留学生の場合,英語で書いて下さい)
・論文選択の理由(論文の紹介すべき点)

サブプリントの注意点
・内容のフォームは自由ですが,フォントなどは変えないで下さい.
・bold, italic, underline, colorなどは自由です.
・図面が入っても可ですが,図面は文中に入れず,最後または文の区切りに入れて下さい.
・発表当日に配るプリントと異なっていても結構です.
・後年に残すため,できるだけきれいなものにして下さい.
・図を入れる場合,jpegなどの軽いものにして下さい.

(10) 注意事項
○発表における注意点
・輪講の題材は,十分に目を通し,発表できるものを選んで下さい.
 このため,時間的に十分に事前に選ぶようにしてください.また,重要な参考文献は必ず目を通して下さい.
・上記のため,日頃から論文を読んでいる必要が有ります.輪講のために読むのではなく,
 日頃から読むようにし,その中で良い論文を発表するようにして下さい.
・試験ではありませんので,事前に職員・他の学生などに質問することは自由です.
 ただし,十分に時間的なゆとりをもって質問するようにして下さい.
・発表時間を考え,それに収まるように重要なポイント・基礎を押さえた発表にして下さい.
・わかること,わからないことは明瞭に伝える方が良いです.(ポイントがわからないのは発表として困ります)
 また,読んでおかしい点はそのように説明した方が良いです.書いてあることが全て正しいわけでは有りません.
 論理的に考えましょう.
・理論や式は,意味が伝わるような説明をして下さい.単なる羅列はしないように.
・度重なり,基礎を説明することはありません.必要があればプリント配布をし,説明は不用です.
・物事は正確に調べ,また,正確に発表して下さい.自分が正確に理解していないと他人に説明できません.
 webにより調べたことは,特に疑って下さい.かなりいい加減に書いてあります.
・やり直しの無いよう,十分に準備し,良い発表をして下さい.
・聞く人は初めてです.自分の発表は,初めて聞く人が理解できるか考えてみて下さい.
・発表後,是非,ビデオを見て,発表を改良して下さい.

○質問における注意点
・ざっと目を通し,事前に何個か質問を考えておくべきです.当日はどんどん質問して下さい.
・単なる確認はカウントしません.ただし,それから質問が発展するのであれば問題有りません.
・簡単な物でも,わからないことは聞きましょう.
・ただし,事前配布の和文概要にあり,簡単なもの(こと)はできるだけ事前に自分で調べましょう.
・わからない場合はわかるまで聞きましょう.これは他人からの質問でも該当します.
・毎回あるいは他の人と同じ質問をすることは止めて下さい.
・できるだけ論文の本質に関係のあることを聞きましょう.
・どの発表も自分の勉強や研究に関係します.積極的に参加して下さい.