当研究室での研究内容って?
物質理工学院では,物質・材料の多彩な潜在能力を開放し,新しい機能と特性を持った極限物質・極限材料の創製を目指しています. その中で,当研究室は「超機能物質講座 高機能材料設計分野」を担当し,構造・機能材料設計を行い,種々のスマートマテリアル・コンポジットの設計概念から,生体用・エネルギー用新形状記憶合金(チタン,金合金)や磁場駆動アクチュエータ材料・複合材料といった先端材料材料開発,機能性生体材料などを開発しております.
東京工業大学 物質理工学院 材料系 材料コース 細田・田原 研究室で研究をしてみたいあなたへ
物質理工学院では,物質・材料の多彩な潜在能力を開放し,新しい機能と特性を持った極限物質・極限材料の創製を目指しています. その中で,当研究室は「超機能物質講座 高機能材料設計分野」を担当し,構造・機能材料設計を行い,種々のスマートマテリアル・コンポジットの設計概念から,生体用・エネルギー用新形状記憶合金(チタン,金合金)や磁場駆動アクチュエータ材料・複合材料といった先端材料材料開発,機能性生体材料などを開発しております.
当研究室の学生は,物質理工学院としての教育を受けるだけではありません.当研究室は物質理工学院のみならず,新研究領域の創出と人類社会の課題解決,将来の新産業や世界トップレベル研究創出を使命とする「科学技術創成研究院」にも所属しています.世界最先端研究や社会実装にも携わることになります.
また,社会で活躍できる若手研究者を育成することも当研究院の役割です.
したがって,当研究室でも,科学技術創成研究院の一機関として,実際に社会の役に立つ実際的な最先端研究を行い,その成果を広く社会に還元するよう努めております.
また,若手研究者育成の点からも,当研究室に所属なられた方には,「社会の役に立つ研究」を卒論・修論・博論テーマとし,また「社会の第一線で活躍できる研究者」になられるよう,研究と学習を研鑽していただきます.
科学技術創成研究院は「新たな研究領域の創出、異分野融合研究の推進、人類社会の問題解決、及び産学連携強化、将来の産業基盤の育成」を目指し,生命科学・材料・エネルギー・電子情報・機械・防災などの幅広い分野が協力して研究を進めています.
当研究室が所属する材料系の目的の一つに,電気・情報・機械の一層の発展につながる新しい機能材料を創造することがあります.
特に近年は,マイクロ・ナノ構造,いわゆるマイクロエレクトロメカニカルシステム(Micro-Electro-Mechanical-System: MEMS)に関して精力的に研究を推し進めております.
このため当研究室でも,近年,特にマイクロ・ナノアクチュエータやセンサーに使える材料開発に力を注いでいます.
ただし,大学付属研究所として将来を見据え,その他の先端材料の基礎研究も同時に遂行しています.
このように,当研究室では,物質理工学院材料系として物質科学の基礎と最先端についての教育と,かつ付置研究所として社会に貢献できる最先端材料研究を行っています.
当研究室では,明るくやる気のある学生諸君を待っております.
研究・学習は自主性を重んじ,かつサポートをしています.「放任でなく,縛り付けることもない」ように努めており,修了時には社会にでて独り立ちできる研究者になれるよう期待しています.
研究成果は積極的に論文や学会発表することを推奨しています.国内会議は日本金属学会,日本機械学会,チタン協会など,国際会議はTMS, MRS, ICOMAT, Thermec, Tiなどです.
皆さんには,将来の日本・世界を支える研究者になって欲しいので,博士進学をサポートしています.
研究室に来る学生の半分以上は材料系以外からで,多くの学生が専門分野を変えて当方に進学しています.金属系のみならず,多・他分野からの学生さんが集うことでより多様な研究が遂行できます.
また,すずかけ台キャンパスでの大学院講義は専門を変える学生を対象として基礎から行いますので,金属材料の勉強は大学院入学後にしっかりやれば大丈夫です.
世界最先端の材料研究に取り組んで見たい方は是非見学に来て下さい.
最後に,当研究室を第一志望として受験する予定の方は,東工大の「大学院課程入学案内」の「募集要項」「アドミッション・ポリシー」「入学希望者へのメッセージ」「指導教員」を必ずお読みください.
入試日程や試験状況,過去問,入試FAQなどもこちらから読めます.